Beatles 64

掲題の映画を遅まきながら見たので*1、感想をメモ。彼らに関心があるなら見ておいて損はないと思う。

#当然のことながら内容に触れているので、その点はご容赦のほどを。ドキュメンタリーなので問題は少ないと考える。

 

Disneyにカネが行くかと思うと癪に障るが、Disney+でしか見られないというので、今回はプリペイドカードを購入して見られるようにした。

 

1964年の彼らの初めてのアメリカ訪問(2回のThe Ed Sullivan Show出演やカーネギーホールなどでのコンサートを含む)につき、彼らについて動画で(いうまでもなくフィルムで)撮ったドキュメンタリーを基に、その後当時を振り返るインタビュー映像(JohnやGeorgeの生前のものも含めて)も交えて、当時の様子を振り返るドキュメンタリーというところ。ちょうど、先般写真展で展示されたPaul自身が撮った写真とも重なる(この展覧会でPaulが写真を見ながら当時を振り返る様子も含まれている)。

 

64年だと、まだまだ彼らが無邪気な若者風で、アーティストというよりもアイドルという印象もあり、「アイドル狂騒曲」のようなドキュメンタリーになっている。60年以上前の話なので、彼らがアメリカで最初どういう受け止められ方をしたか、というのは、想像もしづらいのだけど、その辺りが良くわかる気がした。そういう意味で彼らをよりよく理解する上では見ておいて損はないと思う。

 

印象に残った点を順不同でいくつかメモしてみる。

  • 彼らの訪米時期が、JFK暗殺のすぐ後で、全米が悲しみにくれていた時だったということは、今回初めて気づいた。彼らの当時の明るさが、若い世代にとっては、より一層印象的だったというのはなるほどと思った。
  • 英国では既に大流行中だったのに、彼らの渡米時点では米国での知名度はどうでもなかったというのも、かつての距離の遠さがもはや想像できないので、言われないとわかりづらいところだろう。
  • 当時のレイシズムや性差別の中で、そういうものを感じさせない彼らの曲のインパクトについての指摘は、これも言われないと理解しづらい。Smoky Robinsonの具体的なコメントが印象的だった。
  • 彼らに曲をカバーされた側として、Smoky RobinsonやRonald Islayが好意的なコメントをしているのは、正直うれしかった。また、Smoky Robinson and the MiraclesのYesterdayのカバーも今回初めて耳にしたが、良いカバーと感じた。

*1:トレイラーはこちら