最近の脊髄反射(2026/1/19)

例によって呟いたことを基に益体もないメモ。例によってこちらの体感に基づくもので異論などがあり得るのは言うまでもない。いつも同じことを言っているような気がするが、大事なことは繰り返しても良いと考えることにする。

 

AIの進化により、人力で契約書をチェックする能力を維持する必要はないのではないかという呟きに接した*1

 

そのような疑問を持つのは当然だけど、維持しないとそもそもAIがやっていることが誤っていないか、どうやってチェックするの?という話になるのではないか。現状100%の精度はでない以上、そこも考える必要があると考える。もちろん、学習する材料のあるような類型の契約であればAIチェックで良しとするという割り切りも想定可能だろう。ただ、ありとあらゆる契約がそうとまではいえないわけで、そういう時にどうするかということを考えるうえでは、その種の能力が結局いるのではないか、そこが人力のチェック能力維持の正当化事由ではないかと考える。無論、そういう類型の契約の出てくる確率が低いと切り捨てる議論も想定可能だろうけど、それでいいのかは個人的には疑問が残る。

 

契約書のチェックの能力は、結局契約以外の法的分析能力の基礎になっていると思うので、契約書のチェックすらできない人間が他に何ができるのという話になると思う(契約書のチェックが簡単だという意味ではないが。)。そのあたりの能力を放棄して、極論すればAIに入力するオペレーターに堕したらそれこそ将来の淘汰可能性が増す結果になるのではないか。

*1:件の呟きに対して何かを言う意図はないのでリンクなどはしないでおく。