刑事弁護人 (講談社現代新書) 新書 / 亀石 倫子 (著), 新田 匡央 (著)

令状なしのGPS捜査の違法性を認めた大法廷判決を勝ち取った弁護団のリーダー格の亀石先生が,この判決に至る過程について,書かれた本*1

 

この事件というと,個人的には,この事件の解説が乗るという刑訴法百選10版が合格した年の司法試験直前に出たのを思い出す。試験直前に出るので,見るべきかどうかそれなりに悩んだが,気になったので,某予備校の書籍部で,急いで購入したのだった。急いで中を見ると,百選の標準的なフォーマットに反して,1事件に6ページを費やし,しかもアメリカの判例への言及が多いという,掟破り感たっぷりの記事で,めまいを禁じ得なかったのをどうしても思い出す。当然のことながら,その時は読んでも頭に入らなかったのだが…。

 

*1:一部で話題になっていたように,カバーが二重になっていたが,これは諸々の大人の事情によるものと思われる

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BLJ 8月号

速さ重視で,読んだところの感想をば速報的に。例によって呟いたものに基づくけど*1

*1:ちゃんとしたコメントを書きたいところではあるのだけど,こちらの状況からそれが難しいので,こういう形にしようかと。こういうことでもしないとなかなか読む気にも慣れなさそうので…

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やってみないとわからないのだが…

やってみないとわからないことが多い,というのが最近の実感。特に訴訟とか登記とか。

 

訴訟とかであれば,モノの本に色々書いてあるけど*1,書いていないことも多く,特に細かい手続的なことまで細大漏らさず書いてあるということはないので,何をするにしても,大概やってみないとわからないことに出くわす印象。

 

もっと?があるのが登記で,司法書士さんの領分というべきところ,諸般の事情で自分でやろうとすると,細かいところで?が残る。

 

いずれの領域についても,弁護士なんだからわかるだろ,みたいな物言いを役所側からされることがあるけど*2,法律論というよりも実務の便宜とかも絡むので,論理的に考えてわかるような話でもなく,法曹だからわかるという話でもないと思う。

 

そういう細かいレベルの話だと,全国的に統一も取れていないので,Aの役所でOKでもBの役所ではNGとかいうことも生じかねない。

 

試行錯誤してなんとかなるならまだ良いのかもしれないが,依頼者がいたりすると試行錯誤も容易ではない。 なんとかならないものかと思う今日このごろ。

*1:書記官実務本(Iしか持ってないけど)とか圓道先生の本とか京野先生の本とか色々書いてあるけど,この辺りを見てもなお,細かいところで迷う

*2:登記とかは対面の相談は不可,書面での相談のみという話になるし…

最初の一歩?

恥ずかしながら,まったくフォローしてなかったけど,弁護士ドットコムのニュースで気づいた。

www.bengo4.com

世間的には,課徴金の減免率を調査協力の度合いに応じて変える*1という方が関心があるのだろうし,それはそれで妥当なところではあるのだが,個人的には秘匿特権の方に関心がある。

www.jiji.com

 

*1:ある意味では課徴金額を裁量性にしたという見方も可能なのだろうか…

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事例に学ぶ成年後見入門―権利擁護の思考と実務 (事例に学ぶシリーズ) / 大澤 美穂子 (著)

アラフィフとかになると相続とかと同様にいつどこから話が飛んで来てもおかしくない分野ということで,後見周りの本も読もうということからこの一冊。

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酩酊中

初職のときの上司と先輩からお誘いで飲みに行く。逃亡兵?のこちらまでお誘いいただきありがたい限り。懐かしさの反面,退職してから,複数の資格とかは付いたとはいえ,中身の面でどこまで進歩したのだろうか,と考えて,悩む。正直実感がない。何も進歩していないということはないはずなのだが実感できていないのが悩ましい。英語が多少進歩したことだけはおそらく事実なんだろうけど…。

 

ともあれ,機会があれば,お誘いいただいた方々のお役に立てるといいのだが…。そういう機会があるかどうかはわからないにしても。

健康診断

弁護士会の健康診断を受けた。例年通り人間ドックということも考えたが,健康保険組合から補助が出るわけでもなさそうだし(よく調べてないけど),まあ,案内が来たので,弁護士会館での健康診断を受けてみることにした。検査項目的には,従前と比べてバリウムとかレントゲンとか聴覚検査とか視力検査とか肺活量の検査がなく,代わりに動脈硬化の測定が加わったというところ。こうやって見るとだいぶ減っているな…。

 

指定された時間よりも1時間近く早く着いたものの,天候が悪かったせいか,客?の入も少なかったようで,特に問題なく受け付けてもらって,流れ作業で対応してもらった。弁護士会館の講堂を使っての野戦病院感はあったものの,そこそこの費用と時間で見てもらえる分には悪い話でもないのだろう。

 

弁護士になって,劇的に数値とかが悪くなってはいないと思いたいが,どうなっていることやら…。

業務委託契約について考えてみる。

何を考えているのか不明ですが…(謎)*1

毎度お馴染み(?)無双様の次の呟きを見て,エントリを書くかと思い至った。とはいえ,エントリになるまでに相当時間があいた。色々考えるのに時間がかかったのだった。こういうエントリはどうしてもある程度時間がかかるので。

 

*1:どっちかというと思いつきでやっているだけ(汗)

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アラフィフ修習生の就職活動について

ある程度状況が落ち着いたので,こういうネタで言ってみようかと。諸般の事情で書けることだけ*1なので,歯切れが悪くて申し訳ないが,ご参考になれば,というところ。もちろん,僕自身の体験した範囲でのことでしかないので,そのつもりでお読みいただければ幸甚です。

 

*1:なので,記載以上のことが訊きたい人はこちらを直接,できればオフラインで捕まえて訊いていただければと。

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色々なお話

僕のいる事務所は,特定の専門分野がある反面,顧問契約先企業の案件は,マンパワー的に無理なものを別にすれば,よほどのことがない限り対応する方針の事務所なので,必然的に,僕のところにも,様々な案件がやってくる。*1

 

弁護士になって最初の2年位は,できるだけ幅広く色々な案件に関わっておくことが,後々*2重要になるだろう,とぼんやりと思っているので*3,これはこれで歓迎すべきことなんだろうと思っている。過度に専門的だったり,規模感・スピード感とかから対応するのが困難だろうというところは,ボスがそれ相応にさばいてくれるので。

 

事務所自体が,企業法務系なので,交通事故とか離婚とかはあまり考えにくいものの,それ以外の分野の話はいろんな事情で関わりがありそうなので,視野を広めにして,できるだけ備えをしたいとは思ってはいるのだが,実際に案件にタッチすると,なかなかそうもいかないのがなんとも悩ましい。頑張って予習をしようとは思っているのだけど…。

*1:それでもまだ教育的配慮がなされているのが感謝の限りなのだが…。

*2:そんなに後があるのかというツッコミは脇に置く

*3:勝手に尊敬している某先生がそういう趣旨の発言をされていたような気がしたが…