何のことやら。こちらの体感に基づく雑駁なメモ。書き出してみると当たり前のこと過ぎる気がするが、備忘の意味でメモしておく。
自社内での契約審査プロセスやコンプライアンス系の施策等について、一定の対応を事業部門側に取ってもらうよう、説明してお願いすることがある。そうしたときに、目の前にある対応すべき内容に対応するうえで必要な説明をして、理解してもらうことはもちろん重要なのだけど、そこしか説明しないとうまくいかないこともままあると感じる。
その手の対応は、依頼される側からすれば、手間、面倒でしかない、というのが本音だろう*1。力関係で押し切ってやってもらうのも一つの手だが、やりすぎると反発されたり、そこまでいかなくてもうわべだけの対応になって実効性がないとか、そういう結果になる可能性もある。その意味では、少なくとも一定程度納得を得ることは必要なのだろう。
そのために何ができるか。そうしないとどういう不利益が生じるかという、ある種の「脅し」にばかり焦点を当てるのではなく*2、そういう対応を取ることが自身にとってどういう利点(法務との関係では、リスク軽減、取引の迅速化・円滑化あたりに繋がることが多いのではないか)をもたらすのかという点を強調すること重要だろう。
それに加えて、なぜそうした措置を取ることが必要なのか、なぜその措置をあなたがする必要があるのか、というあたりから説明するのが良いような気がしている*3。こちらかすれば、相手に直接にやってほしいこととの関係では、一歩引いた周辺事情にも見える事柄なので、余計な説明のようにも見えるが、相手の納得を得るうえでは、必要なこととかんじる。この辺りの説明の加減は、余計な話が多すぎると、相手が消化不良にもなりがちということもあり、相手の側の「腹落ち」過程がある程度読めないと難しく*4、説明の巧拙、に繋がるところがあると感じている*5。