2022年を振り返ってみると

晦日なので、この場で書けそうな範囲で、一年を振り返ってみようかと(汗)。

 

仕事の面では、JTCでのインハウス及び部署の責任者の2年目という立場だった。諸般の事情から*1、やりたいと思ったことのうち、大きなもの一つが、手つかずのまま先送りになった点は残念なところ。労働時間の面では負荷がそれでも高かったわけではなかったものの、力及ばなかった。これは、こちらの力不足によるところがあったので*2、ここは、来年は何とかしたいところ。また、社内での法務の認知度がまだ必ずしも高くないところも何とかしたいと感じる*3

 

他方で、本年講じたいくつかの施策で一定程度奏効したものがあったのも事実*4。その点は、素直に成果として認識しておきたい。手間をかけた甲斐があったというべきだろう。その中で課題として見えてきたこともあるので、それについては、焦らずに対応策を考えていきたい*5

 

来るべき年については、引き続き、諸々の制約条件の中で、焦ることなく、やるべきことを淡々とやっていくしかないと考える。その中で、自分自身や所属部門、ひいては勤務先を多少なりともより良くすることができればと思う*6。3年目になると、制約条件はあれども、色々なことに対する理解も深まって、前よりはやれることが増えてくるのではないかと感じている。

 

…と、ここまでで終わっても良いのだろうが、今回は、ここやTLを起点とした「課外活動」についても、併せて振り返ってみる。何をやっているのかよくわからないが(汗)。

 

TL上では、下の世代の方々から、洒落にしてもキツ過ぎる仇名を奉られてしまったが*7、呟くのもこちらのエントリを書くのも、出来る範囲で続ける予定。

 

気の迷いで始めたスペースは、くまった先生と、経文緯武先輩(a.k.a.擬古文先輩)との#萌渋スペース という形になり、回数も10回を超えた*8。準備の過程でのお二方とのでのやりとり(通称ブルペン)や、スペースに対する反応から、学ばせていただくことが多い。有難い限りである。次回も一応用意はし始めているので、そのうち開催されるはずだし、今後も出来る限り続けたいと思う。視聴者?の皆様におかれては宜しければ、引き続きご贔屓のほどをお願いする次第。

 

さらに、如何なるめぐりあわせなのか、匿名アカウント名義で共著が出ることとなった。こちら(前身のところを含め)でぼちぼちとエントリを垂れ流したり、呟いたりし続けた結果、といえばその通りではあるのだが、驚きを禁じ得ない。現在初校のゲラに手を入れたものが出版社に送るところ。無事に出版までたどり着けるよう、自分でできる限りの手を尽くしたい。できれば、この他に更に上積みできる何かがあると嬉しいところだが、どうなることやら。

 

…そんなこんなで2022年は読者の皆様にもお世話になりました。次の年も宜しくお願い致します。

*1:流石に詳細は書けないが。

*2:それだけでもないのだが(汗)。

*3:ここは、顔を出す、ということを続けて行けば、徐々に改善するのではないかと思う。まだ行ったことのない地方拠点等が大半なので、そういうところにも顔を出せればとは思うが、どうなることか。海外の拠点についても同様だが、感染症禍の影響等でこちらは更にどうなるかが読めない。

*4:敢えて一つだけ挙げれば、公益通報者保護法改正にあわせた内部通報制度の見直しというところだろう。流石に詳細は略。

*5:具体的なことは流石に気まずいので書けないが、敢えて一つだけ、課題を抽象的な形でメモしておく。企業内での認識のギャップ、特に世代間だったり、生え抜き(企業としてのDNAを担うという言い方も出来るかもしれないが、上の世代は、会社が整っていない時代から社内にいるので、「外」の基準で見たときに、理解しているべきことが理解されておらず、面食らうことがこれまでも相応にあった。)とそれ以外の「外」を知る人たちとの間でのものだったりするが、そういったものをどのように克服するか、というところが挙げられる。簡単な話でもなければ、短期間に何とかなる話でもないのだが、少しづつでも事態の改善に向けた動きをしないと、何も始まらない。こちらの言葉の力だけではどうにもならないことを実感した一年だったので、ここからどうするか、考えていく必要がある。

*6:僕自身は、今年は、久しぶりに、某法友会での会合にも出るようになった(以前お目にかかった事務方の方々が相応に地位をあげられていて、歳月の経過を感じざるを得なかった。)。諸々の状況を見て、下の方々にも無理のない範囲で対外的な活動もしてもらうようにしたいと思う。小さな所帯の法務では、どうしても、「井の中の蛙」になりがちなので。

*7:ronnor御大に対して、無双などと奉ったのがブーメランのように戻ってきた気がするのが、悩ましいところである。

*8:これまでのログ?はこちらを参照。なお、こちらは歌は募集していないのでその点ご留意いただきたく。