表の裏

何のことやら。

本エントリは、#裏legalAC 参加エントリです。

#以下宣伝の内容を含んでおります。

ronnor.hatenablog.com

 

本日の「」で二次妻・無双御大と勝手に当方が仇名を奉っているronnor氏がエントリをあげておられる。当該エントリについては、こちらは利害関係人でもあるので、当該エントリで語られている出版企画について、こちらの眼から見たものを書かせていただければと思う。「裏」っぽくて良いのではないかと思う。

 

ことのはじめは今年の正月のことだった。正月休みでいつもにましてぼんやりしていたら、無双御大からメールが来ているのに気づいた。見ると、新人法務パーソン向けの原稿の第1章が来たのだった。確か、その前に新人法務パーソン向けに色々呟かれていたのを纏めるという話をTL上でされていたので、ああ、その纏めだなと思ったのを覚えている。それにしても何でこちらに送られてきたのだろう、とは思いつつ、目を通し始める。1章分の原稿で、それなりの分量があるものの、文章から感じられる「熱」に引き込まれて、長文ではあるものの、目を通すのにはそれほど時間がかからなかった。

 

単に賛辞を返信するだけでもよかったのだろうが、せっかくの行為にそれだけでは味気ない気がした。こちらが馬齢を余計に経ている分、氏とは異なる視点から、読みながら気づいたことがいくつかあったので、コメントを付して返信してみた。せっかくなので、ちょっとくらいは内容の充実に資すればよいかなと思ったのだった。

 

すると、1時間ほどしたところで、御大から、こちらのコメントを踏まえて加筆した原稿が来た。文字面を超えて、こちらの言いたいことを読み取って、それを踏まえて、こちらのコメントをはるかに超える充実した加筆をしているのに驚く。まあ、氏の能力からすれば余裕なのだろう。

 

次の日に第3章が来た。これまた圧巻の内容。とはいえ、気づくことはないではないので、これまた同様に返信をする。そうすると、こちらのコメントをはるかに超える加筆がなされて、感服する。

 

...というようなサイクルが、多少の変奏を加えつつ、10章分繰り返されて、2月半ばごろに一段落した。送ってくる御大が何を考えているのかは、正直よくわからかったが、こちらとしては、御大の非常に面白い内容の原稿の最初の読者(の一人なのだろう)として、読めるのが楽しかったし、こちらが付したコメントに対して、それ以上の「返し」が来るというキャッチボールが大変楽しかったのは間違いない。でなければ、10章分も続くことはなかっただろう。

 

で、そこからしばらく時間があく。途中御大からDMが来て出版社とやり取りしているとの連絡はあった。いずれにしても、世間に原稿が出て、どういう評価をされるか、TL上の具眼の士の方々にはどう見えるか、というところに興味があったので、期待して待っていた。

 

夏になって、御大からDMが来た。203問で御大が接点のあった京野先生との共著になるという。そこに共著者で入らないかと水を向けられた。びっくりしたし、こちらが名前を連ねるに値するのか疑義は残ったが、ともあれ、何より面白そうなので乗ることにした。今更本名名義にするよりもアカウント名にした方が、後で宣伝とかに資するだろう、などとも考えて、アカウント名で共著者になることとした。京野先生にもご快諾をいただいた。

 

出版社の意向で、純粋に企業法務パーソン向けだった内容を、新人弁護士向けの要素も入れるということとなり、その辺りは京野先生が主に筆を執られた。そして、修正後の読者層向けに3部構成で加筆編集された原稿が3回に分けて送られてきた。これらについても適宜コメント等をさせていただいた。

 

このあたりで、御大が何を血迷ったのか(汗)、こちらのblogを全部遡って読むということを初めて、使えそうな内容を反映するということを始められた。もし役立つことがあるなら、反映させることには異議はないのだが、こちらのblogは無駄に分量が多いだけで、そんな手間のかかることをする価値があるとは僕には思えなかった。とはいうものの、止めようもないので、呆然と見守るしかなかった*1黒歴史が暴露されるかのような心境だった。送られてきたものを見ると、編集も加わっているものの、確かにこちらがかつて書いた覚えのある記載が加わっている。因果は巡る、という言葉が脳裏をよぎる。

 

このあたりのプロセスが終わったのが10月入ったくらいのこと。ここから出版社側の編集作業となり、先ほど初校を受け取って、著者校正中というターンである。

 

個人的には、203問のテイストはありつつも、仕事などのやり方に焦点を当てた内容となっており、特に若い方にとっては、有用な記載があるものになっているのではないかと思っている*2。上記のような次第でこちらがどこまで共著者として貢献できたのかは自信がないものの、良い出来になると信じているので、書店などでご覧いただき、宜しければご購入などしていただければと思う*3

 

それにしても、無駄にぐだぐだとblogを書いているだけのはずなのに、こんなことになるとは、人生油断も隙もない。

 

次は、マギー住職さんです。宜しくお願い致します。

 

*1:そもそもDMは送れるものの、中の人の正体は知らないから、手の施しようがないというのが正直なところである。

*2:なお、共著ということもあり、こちらの、世間一般から見れば極端とも思えるであろう意見は、出ていないことも付言しておく。

*3:もちろん、残る作業の中で、より良いものになるよう出来る限りのことをする所存である。