森山大道写真展「in TOKYO」

掲題の写真展を見たので感想をメモ。

原宿のGR SPACE TOKYOでは、一年前にも森山さんの写真展があったが、今回は新作の展示とのこと。それもあって、出かけてみた。そういうことでもないと人の多い原宿に足を踏み入れる気にはならない。

 

GRの新作も展示してあったが、個人的には今のGRIIIvも使いこなせていないので、食指は特に動かなかった。ぱっと見には良さそうではあるのだが。GRIIIvを使ってみて、やはりファインダーのあるカメラが欲しいと感じているのも大きい。背面のモニターとはやはり感覚が違うし、そこの差異を埋められるほど、こちらがGRIIIvを使いこなせていないということでもあるのだが。

 

それはさておき、森山さんの写真展はGR(機種名はなかったと思うが、GRIIIなのか、新機種のGRIVを使ったのか展示からは明らかではない。後者ならその旨の記載があるだろうから、前者なのではないか。)を使って、東京の各所で撮った新作ばかりが展示されていた。前回はモノクロだけだったが、今回はカラーとモノクロの作品が混在していた。お年を考えると、新作は厳しいのかなと、昨年は思っていたので、新作を拝見できたのは良かったと思う。僕の行った時間帯では、GRの新作とかグッズを求めに来た人の方が多かったようで、森山さんの写真を見ている人がそれほど多くなかったのが、個人的には残念な気がした。

モノクロは、銀塩写真時代の雰囲気も感じられて、これはこれでよいのではないかと思ったし、カラーについても、良い感じと思うものがあり、見に行って良かったと思う。

 

根拠はないが、今回は、車の中から撮ったのかなと思うものが、多かったように感じた。路上のシリーズがあるのを思い返せば違和感はないが、そう思うのが町中のスナップだったりするので、体調の影響なのかなと推測してみるが、実際はよくわからない。いずれにしても、撮影を続けておられるのであればそれだけで素晴らしいと思う。巨匠とこちらを比べること自体が失当ではあるが、こちらも写真を撮る量が減っているので、何よりもまず、もっと撮らねばと思う。量のない質は存在しないと思うから。

 

前期と後期にわけて、展示の入れ替えもあるようなので、後期に入ったら再訪できればと思うがどうなることやら...。

 

特に撮影禁止の表示はなかったので、何枚か撮ってみた。そのうち、個人的に印象の良かった2枚だけを貼ってみる。

 

 

なんとなく余白多めで撮ってみた。

 

【10/5追記:後記の展示も見てきたが、やはり車の中から撮ったものと思われるものが多かった。だから何だというわけではないが。】