縛られるのではなく守られる

何のことやら。例によって雑駁なメモ。

 

先日のある打ち合わせで話題になったのだが、法律の類に限らずルールとか規則というものは、我々を拘束し縛るものと思われがちで、確かにそういう側面があることそれ自体は否定できないように思うが、ただ、そうした側面だけではないということもまた言えると思う。

 

つまり、明示されたルールの範囲内では自由にでき、そこから逸脱しない限りは、何らの制裁を受けないことを確保するということも言えると考える。そしてそのことにより、ルールが我々を守るという側面があると考える。かつての勤務先のコンプライアンス研修で、コンプライアンスは、皆さんとご家族の生活を守るものです、という説明をしていたが、それは前記のようなことを意識したものと考える。こうした側面も忘れてはならないと思う。