タイトルなんて飾りです。エライ人にはそれが分からんのです(謎)。
- 仕事上の調べ物で民訴の重点講義を開いたら、調べたい項目についてきちんと解説が出ていた。受験生時代に買ったのだが、初めて、役にたったと感じたような気がする。本というのはえてしてそういうものだとは思っているが…。
- 緑色の8版が出るらしいが 、こうなると某江差追分(a.k.a 江頭差分)は年末に見られるのだろうか。あと、書影を見ると横書き化への期待も高まるのだがどうなっているのだろうか。
- 書かれている内容に対して解釈をすることがあるという一点において、法律とプログラムのコードとは明らかな違いがあると思うので、その点を踏まえない議論は危ういと思う。ここでいう、解釈については、複数の読み方があり得る場合がある(状況によって読み方を変えることもあり得る)とともに、その読み方が時間の変化によって変わりうるという少なくとも2つの点で重要という気がする。また、プログラムのコードは論理的におかしい場合にはプログラムが止まるまたは誤作動を起こすことは許容されているが、法律の場合は、裁判所においては、判断をしないということは許されないし、結果の妥当性も求められる(それが故に解釈が必要になるという側面もあると思われる)ことも、違いとして認識すべきだろう。
- 匿名だと信用がないという言説に接したが、こちらがどうかは抜きにしても、俄かに与しがたい。こちらは実名を知らずハンドルしか知らないけれど信用している垢の人はいて、上記のような言説をするような人よりははるかに信用している。信用されるかどうかは呟きとかの内容によるものであって、実名匿名の別とは関係ないと思う。SNSの顕名匿名双方にリスクがあるわけで、片方だけしか見ていない議論には疑問が残る。立ち位置次第でいずれを取るかは変わるはず。