現時点でのメモ

米国大統領選挙は、本エントリの作成時点ではまだ最終的な結果は出ていないと認識しているが、いくつか感じたことについて本日時点での一応のメモしておく。

  • 留学時に感じたけど、アメリカ大統領選(に限らず、アメリカ合衆国の真の姿、という奴もそうなのだろう)は、国の外から見ていたのではよくわからないだろうし、仮に中にいても、都市部にいるだけだとわからないのだろうと感じる。僕は、2006年の選挙シーズン前にBostonにいたわけだが、街の雰囲気とかを見る限りBushが勝つとは到底思えなかったことを思い出す。
  • 選挙の開票のやり方も州ごとに異なるとかいうところは、連邦制ならではなんだろう。裁判が終わるまでが選挙というのは訴訟国家アメリカの一つの現れなんだろう。訴訟については、連邦最高裁長官に選挙直前に一人押し込んだのがどう作用するのかは気になるところ。
  • たった一つだけわかるのは、少なくとも現行の連邦憲法*1では、どんなに頑張ってもトランプはあと4年以上は大統領をしないということ。それが救いとなるのかもしれない。

*1:ひょっとしたら、3選禁止規定の改正まで言い出すかもしれないが…それはそれでハードルは高そうだ。何より彼の年齢がそれを許容するとは思いにくい。個人的には修正22条の規定は日本の憲法にも含まれるべきだと思っている。