この騒ぎで、自分もカラオケに歌いにも行きづらい。それはともかくとして、歌い手さん・作り手さんが経済的に大変なのではないかということも、気にはなっていたのだが、今回、webでライブを有料配信するという企画に接したので、blogのネタを拾いに行くつもりで(謎)、とりあえず申し込んでみた。
田島氏というかオリジナル・ラブについては、「風の歌を聴け」はしっかりと聴いたものの(LLMに留学するために渡航するときに、5タイトルだけCDを選んで持って行ったのだが、その中にも含まれていた) 、それ以外はそれほどちゃんと聴いていなかったので、ついていけるかという気もしたが、一曲目がその中の、好きな曲だったこともあり、また、優れたアーティストのLIVEには予習は不要ということもあり(達郎さんがそう言っていた)、特段問題はなかった。
カメラ越しということで、実際のライブではありえないような特等席で氏の演奏する姿を見ることができたのは利点だった。演奏自体は田島さんが一人で全部やるというのは忙しい感じではあるが、彼の「ソウル」(謎)をしっかり感じることができたような気がしたのは良かった。Keep distance, Keep music goingというのは確かにそうだな、と改めて感じた次第。
いただけなかったのは、回線状況で、2曲目のあたりから、つながらず、しばらくまったく身動きが取れず、呪詛の言葉をTL上に放流したが、その甲斐あってか(スタッフの目に留まって改善につながらないかとも考えていた)、途中から回線状況が改善して、そこから後はそれなりに聴ける状態が最後まで続いた。そのうえ、全体的に2曲目と3曲目が視聴できなかったことを知ると、その分アンコールでやり直してくれたのは、即時性という意味ではよかった*1。そのうえで、本来の意味のアンコールもあったし。
こういう状況がいつまで続くか現状では読み切れないところで、本来であれば、あって欲しいLIVEとは異なる部分があるものの、それの代用品という意味では、回線さえしっかりすれば、実力のある送り手にとっては、それほど悪いものではないということもわかったので、そういう意味では、意義深い試みだったと言えると思う。ご本人及びスタッフの皆様、ありがとうございました。