幼年期の終わり?

例によって呟いたことなどを基にメモ*1

 

ベンチャーであれスタードアップであれ、名前はさておき、創業初期といえる立ち位置の企業においては、諸々の事柄が整っていないということは、よくある話と思われる。それ自体はやむを得ないところもあるだろう。

 

しかし、その状態がいつまでも許容される話でもあるまい、と思う。別にその種の「美名」(といえるのかは不明だが)は、整っていない状態を正当化するためのものではないだろう。おそらくは、規模が大きくなれば、ある程度整えざるを得なくなるし、そうなってくれば、その種の「美名」にはふさわしくなくなるのだろう。少なくとも、上場、ということが視野に入ってくれば、否が応でも、整えざるを得なくなるだろうというのは、想像に難くない。

 

ああいう「美名」が求められるのは、人材確保などの局面におけるブランディングという側面があるのだろう。大企業病に罹患していない、という宣伝なのかもしれない。そう考えると、その種の類型的な「ブランド」ではなく、自社の社名なり商品役務それ自体がブランドとして認知されることが増えてくるというのが、別の意味での「卒業」を意味するのかもしれない。

*1:こちらの呟きに対しては、エアリプも含めコメントもいただいた。心よりお礼申し上げる次第。