最近の何だか(2023/7/19)

例によって手動twilog的メモ。

  • 形式への拘りについて、外の弁護士の先生が、大要依頼者企業から見れば、形式面のミスが多い弁護士は「切られる」だろうから、拘るべき、と呟いているのに接した。結論においてはおそらくそうなのだろうが、重要なのはその理屈付と感じる。ミスが多いことそれ自体が「切られる」理由というよりも、むしろ、形式的なミスが多いと内容の正確性に疑義が生じるからではないか*1。経験的に、その両者には相関関係があるのではないかと感じる。
  • ただし、形式面に拘ることが常に正当化されるかというと、そうとも限らないことがあることにも注意が必要だろう。形式面よりも優先すべき価値(往々にして速度だったりするが)があることもあり、そのあたりを読み間違えて変な対応をしてしまうと、それは別の意味で「切られる」危険を生じさせると感じる。
  • 管理職になることへの拘りはそれほどなかったが、なってみると、管理職にならないとできない仕事、管理職でも、一定の職位(例えば部長クラス)でないと関われない業務というのも、状況によっては生じるということを理解した。そういうのに関与したければ、好むと好まざるとに関わりなく、上がるしかないような気もする。
  • 部署長になると、個人の好みに関係なく、下の人に快適に働いてもらうように環境を整える必要が出てくる。このあたりは好みが分かれるだろうし、そういう仕事への適性の有無も分かれる気がする。個人的にはそこまで嫌いではないし、向いていなくもないような気がする。

*1:大きなブーメランなが自分に刺さった気がするが気にしないことにする(汗)。個人的には形式面に拘りが薄いのだが…