最近の何だか(2023/7/11)

例によって手動twilog的なメモ。

  • ガバナンスであれその他のものであれ(詳細は略)、頑張った先に得られるものが明示的でないときには、常に何らかの違和感が残る。その手の「お題目」を錦の御旗にした途端に、費用も青天井で認められたり、それに近い状態だったりするとさらに違和感が高くなる。常日頃問題とされる費用対効果はどこに行った?と思うからなのだが。
  • 先般某所でシンポジウムに出てきたが、会社法で効率一辺倒の議論がどこまで妥当するのかという点で疑問が残った。上場会社とかではその種の議論が当てはまる余地があるとは思うが、大半の会社が非上場の閉鎖会社のところで、そういう狭い範囲での議論が前面に出るのが適切なのかというとどうなんだろうと思う。もちろん、株式会社の「あるべき姿」というか理念からしたら、上場会社の方が適切なのかもしれないが、そうでないものが世間にあるものの大半であるとすれば、それらを包摂しない議論にどこまでの価値があるのか、疑問に思う。