某書籍について

一応メモしてみる。

 

TL上で燃え続けている某書籍について*1。万が一にも宣伝になってしまうと、それもやや疑問に思うので書名は伏せておくことにして、感想をメモしてみる。

 

特定分野の書籍であり、その分野に関心の高い先生方(こちらは違うが)から批判はされていて、批判の当否を論じるだけの能力がこちらにあるわけではないのだが、他方で、そのような批判がそれなりの経歴をお持ちの著者の方々に予見できなかったとも考えにくく、単純に批判すればよい話にも見えない。

 

かの分野について、弁護士が特定の立場を取っていると思われがちのところ、そうとも限らないということを一般の方々に向けて、周知するためのアジビラに徹する内容を確信犯的に書いているのではないかというのがこちらの疑問。そういう意味では、プロ受けは一切放棄しているという確信犯だったりしないのだろうか、と気になったりする。むしろプロからの批判は炎上マーケティングとして織り込んでいることすらあり得るのかもしれない。

 

もっと積極的な狙いがあるのではないかという指摘をされている先生もおられるが、どこまでの狙いを込めたものなのかは個人的には判断しづらい気がしている。ただ、共著者の一人のTL上の某先生がこの件について沈黙を保っているように見えるのは、何らかの意図が背後にあるのではないかと感じるところ。

 

個人的には、少なくとも現時点では、中心的な論点については、著者の先生方の立ち位置に心情的に近いところにいると思われるので、何だか微妙な気がしている。なので、どうも釈然とせず、その点を記録する意味でもメモをしてみた次第。

 

 

*1:こちらのブログの「仕入れ」ネタに書影が出ているということなどから推測可能と考えます。炎上に巻き込まれるのを可及的に回避するためこのエントリでは表現ぶりに一定の規制を掛けています