票を投じる

当業界の某選挙に票を投じてみた。

 

本来の投票日は明日なのだが、本日近所に行くついでがあったので、期日前投票とやらをしてみた。特段何も持たなかったが、会員登録番号で特定されたので問題はなかった。手続自体は、それほど面倒ということもなかった。国政選挙と同様の投票用紙その他の設備が使用されていたのにやや驚いた程度。

 

この選挙について特段関心があるわけではないが、無関心はよくないような気がしたので、投票に出向いたのだけど、誰に投票するかについては、正直なところ、どの候補者にも入れたいとは思わなかった。とはいえ、誰かを選ばなくてはならないので、諸々流れている情報も見て*1、考えることにした。

 

まずは、合格者数削減を主張する候補者には入れない、と決めた。自分が下位合格者であったので、合格者の人数如何では合格し得なかったのは間違いない。自分が合格者数が多いことの恩恵を受けておきながら、合格した途端に掌返しをすることになるような所業は自分自身にとって筋が通らない*2。弁護士の職域拡大ということも言われる中で弁護士の供給源を絞る理由があるとも思われない*3

 

この点だけで実質二択になった。後は、総合評価というか、事務所に来ていたfaxの印象が悪かった方を外して、結果的に候補者を決めた。

 

事務所にいると、faxとか郵便とか電話とかで、「選挙運動」がもたらされるが、もうちょっと何とかならないのか、という印象しかない。他の候補者との差別化に気を取られているのか、単なる中傷にしか見えない内容のものもあったのには、やや驚いた。

 

まあ、結果に興味はないが、少なくとも無駄にしか見えない働きかけが減ってくれることだけは幸いと感じている次第

 

追記)再投票らしい....orz

*1:藤本先生主導での質問書への対応興味深かった

*2:もちろん合格後の事態の推移によって、そのような行動が正当化される状況が生じる可能性も否定はしないが、少なくとも現時点ではそのようなものは、僕は認識していない。

*3:その種の主張をする候補者の中には、インハウスに関して現状を理解していないのではないかと思われる主張をされている方もいて、そういう方が会長になられるのは、立候補自体失当なのではないかとも感じた。