もう一度夜を止めて

特に意味はないが、脳裏をよぎった曲をタイトルに。元ネタはこちら。時事ネタについては、距離を置こうと思ってはいるが、思うことあって、呟いたことを基にメモ。

 

昨今の情報隠蔽とも思われる一連の騒ぎを見ると、結局、情報を捨てたもの勝ちという感もある*1。なんとなく、米系の企業で勤務していた時にもそういうことを感じたのを思い出した。discoveryがあるから、必要以上に残しておくと危険という発想すらあるようにも感じたのだった。鶏が先か卵が先か、みたいな話ではあるが、訴訟が合理的に予見可能になったときに、保管義務が生じる形になり、そこから後で廃棄すると、却って不利になるように制約がかかる形になっているのにもある意味合理性があるということなのだろう。

 

こうなってくると、一定の時点でlitigation holdめいた何かが生じるよう法的な制裁込みで保存を義務付ける議員立法ができないかと思う*2。現実的には与党が応じないだろうから無理だろうけど。少なくとも質問予告が出た時点で当該質問に関連する資料は一切削除を禁じるべきではないのか。違反に対する制裁としては、質問により質そうとした事項については、政権に不利な事実があったものとみなし(推定では足りない)、政権及び与党は反駁を禁じるという形にするしかあるまいと思う。

*1:検証可能性を失わせている時点で、現政権は駄目だと個人的には思っているのだが、それは脇へ置く

*2:追記)もちろん、そもそも廃棄されないのが一番良いのだが、次善の策という趣旨。