最近の何だか(2022/8/16)

例によって手動twilog的メモ

  • 相手を追い詰めるような結果になる場合でも、窮鼠猫を噛むのたとえもある通り、相手の面子を不用意につぶすと、適法性に疑義のあるものも含め、予想外の反応が生じることもあり、「名誉ある撤退」の余地を確保することも重要と考える。この点は米系外資の時は対応が上手いなと思ったことがあるが、単に、かの地の場合は銃撃の可能性が高いからにすぎないと思われるので、その点をよく捉えていいのかは疑義が残る*1
  • 冷静に考えると、やっている行為が如何なる意味を持つのか、不明確なことがある。そのことをもって直ちに当該行為に意味がないと断じるのは早計に過ぎるとしても、その意味を追求した方が良いときもあると感じる。
  • 新しい企画が出たときに、色々質問するのは法務としては必要なこと。その質問の仕方やその受け止め方、その後の対応の仕方は色々考える余地はあるのは言うまでもないが、質問自体を阻害するのは法務の機能を阻害することにもなりかねず、そのような言辞を経営者が弄するのであれば問題ありで、そのような問題はそれ自体対処が必要だろう。むろん、そのような問題状況の現出に法務が関与した可能性は直ちには排除されないし、仮に関与があるのであれば、その点は反省が必要であることは言うまでもない。

*1:オフィスに銃を持ち込まれたら、みたいな想定の指示が回ってきて驚いたことがあった。