休み方・休ませ方について

何のことやら。つぶやいたことを基にメモ。

 

休養も仕事のうち、ということをこのトシになると痛感する。もはや無理が効かなくなっている*1からなのだが。短期間で終わる仕事ならば無理してでも終わらせるというのもあり得なくもないけど、持続的かつ永続的に業務を続けようとすると、休むことを勘案して動く必要がある*2*3

 

それは身体的な面でもメンタルな面でもそうで、特にメンタルに削られるような仕事*4があるなら、メンタルな面でも回復を図る時間を確保する必要があろう。下の人に実務をやってもらって、管理をする(管理だけに専念するかはさておき)側であれば、このあたりも勘案して負荷の差配をしないと結果的に長続きしないのではないか。それをすることが管理をする側(企業であれば管理職)の務めであり*5、目先の業務に逃げている場合ではないと思う。

 

自分の下にいる人たちの負荷の管理の意味では、形式的に時間で区切って強制終了させるのが分かりやすいのではないかという気がしている。個別のあれこれをいちいち考えるのも手間なので。こちらの現職で僕の下にいる方々に対しては、21時には理由の如何を問わず、絶対に終了するように、仮に終了しないことによる不具合があったとしても、それにはこちらで対応すると伝えている。ここまで言わないと下の人たちは安心して終われないと思うので*6

 

自分自身についても、何らかの基準を設けて遮断しないと身が持たないのではないかという気がしている*7。自分自身が強くないのは、いろいろ経験した末に*8、よく理解しているつもりので(苦笑)。

*1:もともと効かないのだが、50代半ばになって更に効かなくなっているということ。

*2:最初にその辺りを指摘されたのは、大学の天文部の学祭でのプラネタリウムの準備の時なのだが、それ以来あまりうまく対応できている気がしないのは、こちらの力不足なのだろう。

*3:なお、休養の取り方についても一定の習熟が必要ということも感じる。同じ時間を使っても、自分自身の回復の度合いに差異が生じることも、経験的に感じているところなので。この辺りは自分との対話が重要となろう。

*4:どういう業務がそれにあたるかは個人の感じ方による差もあるだろうから、注意が必要だろう。自分の物差しだけで判断するのは危険と思われる。弁護士や企業内法務については、あてはまるものがそれなり以上にあるものと僕は理解している。

*5:極論すればここが理解できないなら、管理をする側に回るべきではないとすら思う。

*6:なお、それで実際にトラブルになったことは今のところはない。これは下の人達が相応に対応してくれていることの証と理解している。

*7:携帯電話という道具が一番障害になっているのは言うまでもない。

*8:詳細は略。