最近の何だか(2022/8/4)

例によって手動twilog風の雑駁なメモ。

  • 法務に限らず、企業内の管理部門は、事業部門としては賢く付き合うべきものであり、敵に回してよいものではないと思う。仮に敵に回して大丈夫だとしたら、その方が問題なのだが。
  • 社内の規程が納得いかないからと言って、当該規程に基づく所定の手続を回避することを正当化しようとするのは、控えめにいって適切ではない。内部統制の実効性に疑義を生じさせることになりかねない*1。問題があるのであれば正当な手段で改善を試みるべきだろう。
  • 法務が契約交渉に出ない理由という話があったが、そもそも付き合うだけのリソースがないという話を別にすれば、交渉の結論を決めるのは事業部なので、そもそも出る意味がどこにあるのか不明、という点や、仮に決めたとして、事業部のオーナーシップとの関係がおかしくならないか、という懸念はあろうかと。この辺は業種による差異がありそうな気がするが、少なくともメーカーでは、法務が決めるというのは受け入れられるのは難しいのではないかと感じる。

*1:ましてや勤務先が推知される状況でそれを公言するのは...。