最近の何だか(2022/5/9)

例によって呟いたことに基づく手動twilog的なメモ。

  • 事実の適示には評価が入る表現を付さずに、事実自体に語らしめよ、ということは、回避可能な摩擦を回避し、自己の主張への指示を集めるうえでも重要と考える。しかしながら、それを徹底するのは、こちらの経験に照らしても、必ずしも容易ではないように思う。冷静さを要するが故のことであろうか。
  • 同じ事象を観るとしても、立ち位置が変わると見え方が変わるはずだが、自分の立ち位置が変わった時に、見え方が変わるはずということを意識しないと、同じに見てしまいがちな気がする。
  • WLBについての議論を見るにつけ、生物として若い世代の人数が減少する中で、「シバキアゲ」的な発想で、際限なく働くということを是とする価値観が、他業種との人の取り合いの中で、本当に持続可能なのか、考えた方が良いのではないかと思う。依頼者サイドに立つ者としては、持続してくれないと困るという側面もあって気になっている。
  • General Counselについての呟きを見て思い出したが*1、こちらが米系のときに、GCはBoardのlawyerなので、まずはsecurities lawyerでなければならないという話を聞いた。確かにそうなんだろう。

 

*1:なお、ここで4つの分野があがっているのは、IPがlegalに含まれている前提であることにも留意が必要。JTCとかではIPがlegalの外のことも多いように思う。ここはIPに対する考え方の差異に起因するような気がする。