最近の仕入れから(2021年11月半ば)

例によって例のごとくメモ。

 

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中村先生の本は、とりあえず、目を通しておいて損はないだろうという判断で購入してみた。CGコード改訂とかでどういう内容を説かれているのかも気になるところ。

 

担保物件の本は、この分野については苦手意識が強く、司法試験までは何とかしのいだものの、初歩から復習しようかと思ってみた次第。

 

平山三郎さん、要するに、百閒の「阿房列車」における「ヒマラヤ山系」氏の本は、読もうと思っていたのだが、読まずにいたところ、本屋で見つけたので購入してみた。百閒氏の阿房列車に同行した側からはどう見えていたのかが気になるところ。

 

国際私法の百選は、例によって百選を購入し続けている一環で購入したもの。

パラ見程度で一つだけ見てみる。106事件(最判H9.9.4 民集51.8.3657)。渉外的仲裁合意の存在が妨訴抗弁として主張されるとき、妨訴抗弁を認める紛争の範囲は仲裁合意の効力の準拠法により決まるところ、仲裁合意の準拠法の決定を法例7条(通則法7条)によるとした事件。解説での仲裁合意の準拠法の決定方法について、判例学説と、様々な学説が紹介されているのだが、学説のバラエティの富みかたが個人的には興味深く思われた。