「ロバート・フランク大回顧展 Part 2 記憶の彼方へ」

Part 1を見たので、Part 2も見ないとな、と思っていたが、ぼんやりしていたら本日最終日ということに気がついて、慌てて見に行ってきた。

前半Part 1はストリート・フォトグラフィーなので、まだわかりやすかったけど、Part 2の中心は、カナダ・ノヴァスコシアのマブーで制作された写真で、身の回りのもの・ひとを撮ったり、それに手書きのテキスト(正直読みやすくない)をつけたりしたもの(こちらで見えるものと一部重なる)だったりして、かなり内省的というか、どうも鬱屈しているような印象は受けたものの(こちらの誤解かもしれないけど)、彼の当時の状況も見えないところで見ても、どう見ていいのかよくわからなかった。

 

展示方法も最低限の撮影日時場所の説明のみで、こちらが素人なので、余計に、何だかわからないという印象が残った。作品以外の言葉が多すぎても鑑賞の邪魔になるとは思うが、今回のような場合は、もうちょっと説明があってもよかったのではないかという気がした。