本日の何だか(2020/9/8)

 発作的にいくつか呟いたことを補足方々残しておこうかとメモ*1

  •  特定の相手に話が通じないのは、当該相手の問題なのか、自分の側の問題なのか、双方を検討すべきなのではないかと考えるのだが、片方だけを問題視するように見える言説に接した。特定の関門を通過したことは、先の点を無視することを正当化できるものではないと思うし、特定の関門を通過したという事実は、特定の時点における特定の項目による検査を通過したということを示すに過ぎないはずで、その他の時点、その他の項目における能力を示すものではないと思うのだが。そして、特に企業における特定の職能についていえば*2、特定の関門を通過したか、していないかは、当該職能の適否を見極めるうえで決定的な要素になることは考えにくいように思うのだが…。
  • 基礎ができていないから、余計に、流行りものの目先の目新しさに惑わされがちなのではないかと疑問に思うこともある*3。そういうこともあって、こちらは流行りものとは距離を置こうと思うことが多い。特定の危機的状況下における一過性の病みたいなものに付き合いすぎると副作用が出るのではないかという危惧もあるのだが。
  • 企業内にあるもので、当該企業における事業と無縁なものというのは、存在しないのではないかと思う。見る側にとって無縁に見えるものがあったとしても、そのことはそのものが無縁であることを意味するとは限らないはず。

*1:特定の事象に対するエアリプではあるが、ここまで抽象度を上げて書くと、事後的に見てもきっとわからないだろうなと…まあ、それくらいでよいのだが。話はそれるが、抽象度の上げ下げも法務とか法曹にとっては重要なスキルだよな、と思ったりもする。

*2:当該職能を当該私企業においてどのように定義しているかによる部分はあるにしても、

*3:この辺りは自戒を込めて、という面が多いが