いつものメモ*1。
- 自分が見えている範囲を前提に評価を含む言葉を述べても、前提を共有していない相手にとっては、単に自身の「お気持ち」を述べているに過ぎないようにしか見えないことがままある気がする。「当たり前」「本質」とかいう評価を含む言説に接してそう感じた。
- 見えている範囲がすべてではなく、見えていない範囲があること、その点を忘れないようにしないといけない、というのは大学生の時にサークルの先輩から言われて以来、一応留意はしているのだが…貫徹できている自信はないけど。
- 目先の付加価値とやらに目を奪われるよりも先にすべきことがあるのではないかと思うことがないではない。時の試練を経ていない「流行りもの」にとびついても、流行りが過ぎたら陳腐になって…というのは、知識にしても技術にしても当てはまる気がするし、自分の価値なんてそもそも他人が特定の文脈において決めるものでしかないから、過度に気にしても仕方がないように思う。
- 大学の授業を英語で、というのは個人的には反対。母語で高等教育を受けられることの文化的な意義を安易に手放してはいけないと思う。目先の大学間の競争に囚われすぎても意味がない*2。