何をしたいのか

現時点でのメモということで。

 

 

1年目も半年以上が経過した。

個人的には、以前尊敬する某先生が呟かれていたように、最初の2年くらいは幅広く色んな案件に接するのが良いのだろうと今でも思っているし、現在比較的そういう感じの状況にあることについて、素直にボスに感謝している*1

 

他方で、この先どうしたいのか、というところも考えていかないと、という気がする。何らかの意味で企業法務の分野で仕事をしたいとは思うものの、それ以上に特に何かという強い希望がないので、悩むところ。弁護士として食べていくということが一番重要なのだが、それにしても、というところ。

 

日本の弁護士資格を取る前と、今とで、お手伝いをしたいと思う相手が変わるわけではない。意識高い系の諸先生方がおられる片仮名系には正直興味関心もあまりないし、今更こちらのような人間の出る幕があるのかよくわからない。それよりは、形のあるものをきちんと作っている企業のお手伝いをしたいと思う。そこにこちらに対する需要があるのかは何とも言えないけど。そのために何ができるのか、何を身につけるべきか、考えようと思う。

 

別の切り口という意味では、特定の法分野への知見を増やすということも考えてみてよいのだろう。事務所の仕事をするうえで必要なことは学ぶとしても、それだけではなく。契約法務に加えて、競争法系(独禁法とか下請法とか)は興味があるのは事実(というほど勉強はできていないが)なので、そのあたりをもっと、ということなのだろう。

*1:ボスがこちらの経験のために、普段引き受けないような類型の案件も引き受けてくれているようなので