最近の何だか(2022/6/20)

例によって、呟いたことを基に雑多なメモ。色々あって疲れているので本日は短め。

  • 電子契約とかを推進する側の企業の法務の方と思しき方が、契約書の冒頭に署名欄があるのを良しとする呟きに接したが、中身を読まずに署名したという抗弁の余地が高まるように見えるのを看過しているように見えて気になった。利用規約でスクロールしないと同意がクリックできない仕様になっているのとは正反対に見える。利用規約であれば定型約款としたうえで、読まなくても拘束力が生じるのだが、それは定型約款故に認められるある種の便法ともうえ、それなしに、先に述べたような危険が生じるのを看過するかのごとき言動をするのは、適切とは思い難い。
  • 先日、実に久方ぶりに、実会場での勉強会に出席した。内容は有用だったのだが、講師の商売っ気の強さにげんなりして、終わるや否やそそくさと退出した。ああいう先生とは距離をおかないと、「毒気」にやられる気がする。
  • 現状が現状であることには何らかの理由があることもあり、その理由を探求しないのは、それ自体でリスクがあるなと感じる。
  • 代理人が当事者化したかのごとき物言いをするのは、危うさを感じてしまう。どんな裁判についてであっても。