行ってみたので感想をメモ。館内は撮影禁止ではなかったので、撮ったものも貼っておく*1。
小田急沿線で生まれ育った者としては、この施設に行かないわけにはいくまい、と思ってはいたものの、海老名は、都内から行くには心理的にあまりに遠く、長らく行くのを躊躇っていた。今般、GWが長めということもあり、重い腰をあげて行ってみることにした。小田急の快速特急*2に乗ってしまうと、割にすぐに海老名駅に着いた。
事前にインターネットで予約をして行ったものの、入り口近辺に家族連れ等が長蛇の列。何かトラブルがあったようだが、詳細は不明。混雑予想を反映して予約可能数を絞るなどの措置を講じていないのか、と疑問が残った。連休中なので家族連れが多かったが、オジサン一人でいたたまれなくなるというほどのことはなかった*3。
並んでいるときに撮ったもの。
順路上最初のヒストリーシアターでは、小田急開業当時のモハ1が展示されていて(稲田登戸という表記が良い。)、その脇で、小田急の歴史をまとめた映像が流されていた。映像は、タップダンスとジャズのビートに乗せて歴史的映像が流されていて、良い出来ではあったが、個人的な感覚では慌ただしすぎる気がした。
次いでロマンスカーギャラリー。実際の車両が展示されていて一部だけではあるが中に入ることもできる。この施設の目玉の一つであることはいうまでもない。
ギャラリーに入ると3両が一度に視野に入ると、何だか感動する。ここを見るだけでも、小田急沿線で育った方々にとっては行く価値があるのではないかと感じた。
SE
NSE。個人的には最初に認識したロマンスカーはこちら。
HiSE ロマンスカーというと赤い(というか朱色)というイメージが強かったので、最初に見たときに赤い部分が減ったなという違和感を覚えたのを思い出した。
RSE 青い部分が入ってさらに違和感が強くなった。ただ、コンパートメントがあるのは、ご家族連れとかには良かったのではなかろうか。
真っ白なVSEは模型だけだった。
スタッフの制服も展示されていた。歴代のものが全部あると面白いと思うのだが残っていないのだろうか。
こうした車両展示の脇に、ロマンスカーアカデミアと題して、小田急の歴史年表などがあった。世田谷代田から代々木上原辺りにかけての複々線化の方法についての解説は、あのあたりの地形や既設の環七、井の頭線との位置関係を考えると、こうなるだろうなと納得。
脇に展示車両の搬入に関するドキュメント映像が流れていたが、お子様たちの阿鼻叫喚で、解説などが聴こえなかったのが残念だったが、これは仕方ないのだろう。制約条件の厳しい中での作業となったことは想像に難くない。関係者のご苦労が偲ばれた。
最後にジオラマのフロアへ。ジオラマはプラネタリウムのように時間の経過に即して日が暮れたり夜が明けたりしていた。ジオラマの電車は、運転できるようだったが、そちらも人が並んでいたので諦めた。
別のところには、小さいお子さん向けのものもあった。
トレインシミュレータもあったが、混雑していたようだったので、最初から諦めた。
最後にミュージアムショップでチョコレートの類を買ってみた。
帰途は、相鉄・JR直通線で、新宿に出た。相鉄線はおそらく乗ったことがないので、こういう機会でもないと乗ることはないだろうと考えたので、やや遠回りだが乗ってみた。