雑駁なメモ。
- そういえば二回試験の結果発表が昨日あったとのこと。こちらが直接面識のある修習生の方が数名いたが全員合格とのことだった。よかった。
- 新人の人にエラそうなことはいえないが、本を積むのも悪くない、ということは言えるだろう。
- 某新興系事務所の某サービス(内容については疑義があるが略)に端を発して、企業にとっては顧問弁護士は贅沢品なのか、という疑問が呈されているのに接したが、インハウスが増えても、なお、弁護士との付き合い方についてを理解できていない企業は相応に多いのではないか。だから、惹句だけ巧みなところが出てくるのだろうと思う。
- そもそも、法廷闘争とか紛争に慣れておらず(それ自体は悪いことではない)、弁護士とどう接したらよいか、どういうタイミングで相談したらよいかも、自社にどういう弁護士が良いのかも判断できるだけの蓄積が自社内にない企業の方が多いのではないか。僕も他人に説明できるほどわかっているわけではない。有資格者になったから、自分で対応しきれないと思えば外にお願いするし、なんとなく良し悪しは見えるようになっただけに過ぎない。大企業にばかりインハウスがいてもその問題点は解消しないから、まだまだ解決には時間がかかるのではなかろうか。