最近の何だか(2022/4/18)

何だか良くわからない手動twilogモードのメモ。

 

将来、ということを考える。年齢が年齢であるうえ、現状会社員なので、会社勤めがいつまでできるか、その後はどうする・どうなるか、現職の定年年齢までは務めたとして、その後は、というようなことをとりあえずはぼんやりと想像することになる。一応弁護士資格はあるので、独立開業みたいなことも想定しうるが*1、僕の場合、企業法務に関わり続けたいと思ったことはあっても、弁護士をし続けたいと思ったことはない*2。事務所で所謂イソ弁だったときも*3、一般民事とか刑事は、ほぼ興味が持てなかった。その意味で、企業内法務に「戻った」のは適切だったのだろう*4。組織から離れる自由よりも、組織内でそれ相応に生き延びていくすべを考える方が性に合うのだろう*5。飯のタネとして、好みに合うことをやり続けたい、好みに合わないことはしたくないと思っているだけで、意識高い高尚なものがないので、そういう結論になっても、それほどおかしくないような気がする。そうはいっても、自分としてはそう思うだけで、会社員が続けられるかどうかとは関係がないのだけど。

 

こちらの主観とは別に、加齢に伴う能力の衰えというものも考える必要があり、その辺りは、若いころよりも、より実感のある現実として認識できるところだけど、そこまで考えると、企業内であれ、外であれ弁護士業がいつまで勤められるのかというと、これまた心もとない。中途半端が一番傍迷惑なので、撤退すべき線を引いて、綺麗に引退、ということができると良いが、中々難しいというのも感じるところ。なによりむずかしいのは、引退しても大丈夫な状況を作ることという気がしている。金銭的な面が一番大きいが、それ以外にも、適度にすることがないと、精神衛生上もよろしくないので*6、その辺りも、対応策を用意できるか、というあたりも重要と感じる。そこまで考えると、今後も前途多難と感じざるを得ない。

*1:実際修習のクラスで一緒だった僕よりも年長者だった方々の中にはいきなり開業された方もいる。

*2:記憶している限り、というべきか。

*3:こちらを2年間おいておいてくれたボスには感謝しかない。

*4:振り返ってみれば、もっとはやく決断すべきだったとは思うが

*5:修習の同クラスの年長者からは、「君は組織の枠の中にいる方が合うのかもね」ということを言われて、なんとなく納得した。

*6:それ以上に「ボケる」というのもあることは間違いない。