読むために

個人的な感想をメモ。

膨大な本(紙のものも電脳・電網上のものも含む)の中で、読むべきもの、手元におくべきものを選ぶのは簡単なことではない。選ぶのに費やせる時間が多くない(多く使うと目を通せなくなる)となると余計にそうなる。

 

そうなると、何らかの形で選書してくれたのを見て参考にしたいと思うのも無理からぬことという気がする。最終判断は自分がするとしても、一定の切り口で信頼のおける誰かが予め「予選」をしておいてくれると助かるということになる。

 

個人的には、法律専門書に限らず、分野ごとに、電網上または実世界で接点のある方々で、この人のいうことならばおそらく間違いないだろうという人が何人かいて*1、そういう方々が挙げるものについては、書店で眺めてみることはするようにしている。

 

そういう「目利き」の人については、当然のことながら、こちらとの相性というものもあるので、これまでのところで、ご発言等に接した経験がある方で、その「目利き」ぶりについて、こちらの目から見ても納得のいく方であることが必要なうえ、私心というか、変な利益誘導のない状態でのコメントを期待したいので、自由な立場でご発言されているのを見るのが望ましく、その意味ではTLまたは個人ブログなどでコメントされているのが一番参考になると感じているところ*2。変にどこかと紐づいた状態になると、余計な注意を払う必要が出るので、個人的には好みではない。あくまでも個人的な好みではあるのだが。

*1:反対に逆の人もいて、この人がいうなら避けておいた方が無難というのも、当然のことながら、ある。

*2:数少ない例外の一つが、BLJ誌上での某う二次妻・無双御大の辛口レビューと感じている。