BLJ2020年5月号

漸く来ましたよ。エイプリルフールに(嘘じゃない)*1。というわけで、読んだところの感想をメモ。

 

 

(読めたところの感想だけメモしておくが、後日追記などあるかもしれません…)

  •  某二次妻・無双様のレビューは、相変わらず手厳しい。とはいえ、俎上に挙げられた本をまだ読んでない(買ってはある)ので、迂闊なことは言えないものの、批判は、なるほどと思わせるものがあると感じた。 今後読んでみて答え合わせをしたいところ。
  • ハーレム連載は、NDAにおいて、入っていることがあるけど、内容が必ずしもわかりやすくない条項の説明が、想定される適用事例が挙げられていて、有用な気がした。実際にどういう時にこれらの条項が使われるのか、説明するうえで有用と感じる。
  • Opinionの、現場に出ようという意見は、意味するところは理解するし、趣旨には賛成だけど、それがなぜできないか、ということを想像することが重要と思う。法務から現場に人を出して、また法務に戻すという人事は、特に大きなところでは、そう簡単にできないと思うのだが…。
  • コロナウイルス対策の記事は、この分野で定評ある先生の手によるもので、個人的には、従業員の感染の公表の問題に言及があるのが印象的。
  • 芸能事務所とタレントのトラブルの記事は、この種の問題への対応の相場観を感じさせるものとして有用ではなかろうか。それを理解していることのご利益が誰にどの程度あるのかは不明だけど…。
  • アジア法務の思考回路、は今後に期待だけど、初回については、相談相手の選び方についての指摘は、納得。相談相手を選ぶに際しては、自社が失敗しそうなところを体験したことのある人は誰か、という視点が重要という気がした。
  • グループガバナンスの特集のうち、子会社機関業務の合理化の記事は、そもそも株式会社でないといけないのか、という検討もあって然るべきではないかと感じた。子会社であれば、合同会社という機関設計もあり得ると思うのだが…。
  • 独禁法の道標は最終回か。景表法と特商法の比較は、内容としては興味深いのだが、独禁法が出てこなかったのは何だか微妙な気がした。寧ろ、表題を競争法の道標としておいた方がよかったのかもしれない。

*1:色々思うところもあるが略