遠くから見ると

現在東京から遠く西の方にいるのだが*1、そういうところから、関東の風水害の報道を見ていて感想をメモ*2

 

 

被災された方には心よりお見舞い申し上げます。

 

ただ、東京都内については、語弊のある言い方を許していただければ、報道から想像していたほどの大惨事にはならず、それは、治水対策だったり、交通機関の運転休止を早めに決断したこと、とかによることなのだろう。その意味では、今までの諸々の対策が奏効したと見ることも可能だろうし、そのために尽力された方々には、素直に敬意を表したいところ。

 

他方で、一夜明けてみると、東京以外の地域の方が被害が大きく、治水については、地方まで手が回っていなかったのかなという印象も残る*3。また、報道についても、先般の台風に引き続いて台風の被害のあった千葉地域の報道が少ないように見え*4、報道のされ方に偏りがあるのではないかという疑念が残った。

 

もっとも、報道の偏りについては、もともと首都圏、特に東京中心の報道が全国レベルでなされているという指摘を今回受けた。個人的には今までそういうものを意識したことはなかったが、現に、東京から遠いところに身を置いて見ると、確かにそうなのかもしれないと感じた*5。電網上の情報でそういう偏りが是正されると良いのだが…と思うが、そう簡単ではない気がする。

*1:一応国内にはいる

*2:帰宅するまで自宅の様子が分からないのが不安ではあるのだが…

*3:軽々に断言すべき話ではないが、現時点の印象ということでメモしておく。以下同じ

*4:それほどテレビに張り付いて見ているもないので、こちらが見落としている可能性もあるかもしれないが…

*5:そもそも災害関連の報道がほとんどで、被災していない地域で何かなかったのかは逆にわからないというのも、それでよいのかという気もした。