歌を歌う

カラオケとかではない話。

 

中学生のころ合唱部*1で歌っていた時期があったのだが、その頃の関係者が当時の顧問の指導の下、歌っていて、地域の施設でコンサートをするという話が回ってきた。昨年も同様の企画があったのだが、予定が合わなかった。今回は予定がやりくりできたので、見に行くことにした。見に行く旨を連絡したら、一つ上の代の方から、最後2曲は、知っている曲のはずなので、舞台の上で歌わないかという話が来た。とりあえずyoutubeテノールの部分の音取り用の動画を見て、出向いてみることにした。細かいところは忘れていることに気づくが、いまさらどうこうなるものではない。

 

行ってみると結構な人がいる。どこかで見た覚えのある顔が多い。こちらの代は誰も正規のメンバーになっていないのに、なぜか来ている人数は多かった。顔を合わせるのは中学を出て以来という方もいる。メンバーの方々のお子さんたちが甲斐甲斐しくお手伝いをしているのがほほえましい。

 

顧問の先生は相変わらず元気で指揮を執っておられた。全体は2部構成で第1部は最近の曲で、まりやさんの「いのちの歌」が合唱用にアレンジしたものも含んでいた。第2部は中学校時代のレパートリーで、最後に「河口」「大地讃頌」というベタな定番曲を歌うということで、来ていた関係者も舞台に上がって歌うことになり、こちらも上がることにした。カラオケとかとは歌い方が異なるので、どうしたものかと思ったが、身体が覚えている感じで、思ったよりはマシで、1曲歌うと2曲目ではそれなりに声が出るようになった。1曲目は歌を思い出すのに手いっぱいだったが、2曲目は顧問の指揮をきちんと見ながら歌えた。出来についてあれこれ言うのは野暮ということにしておこう。

*1:厳密な意味ではやや不正確だが、詳細は略。