本日の何だか(2021/11/23)

良くわからないですが、思いついたことを取り留めもなくメモ。

 

こちらの業務の中では、所謂機関法務についての業務もそれなりの分量があるわけで、総会関係の仕事もそれなりにある。しかしながら、迂闊に書くと勤務先とかの特定につながりそうな危険を感じるので、書きづらく感じてしまって、ネタにしづらいのも確か。

 

昨今の流行りというか、状況への対応という側面もあって*1、盛り上がっているように見えるのがバーチャル総会関係。株懇から提案書(後で読まないと...。)も出てきたところ。

 

やる、という前提で議論が進むのは、やると決めた側の実務担当者の方々にとってはは、迷うところが減ることになるだろうし、やりたい側にとっては追い風になるから、歓迎すべき話なんだろうとは思う。

 

しかしながら、やることが強制されていない*2以上、やらないという選択肢もあるはずだと思うわけで、あいまいな同調圧力みたいなのに頼るのは正直違和感がある。そういうやり方に対して異議申し立てがやりづらくなっていることが余計にそう思わせる。

 

やらない側には相応の理由があるはずと思うのだが*3、やるのが当然みたいになると、そのあたりが語られなくなりがちなのが困る。このあたりの機微について、拾って情報共有してくれる媒体として期待できるところがあまり見受けられないのも残念なところである*4。特定の方向に「流れ」が出来たときに、それ以外の方向性が見えづらくなるのは、個人的には、色々な意味で健全なこととは思い難く(個別に実施しがたい事情は様々なはずなのに、それを一律に塗りつぶすかのごときものには違和感がある)、かつ息苦しく感じるところでもあるのだが。

*1:それ自体は妥当な反応と思う。

*2:するなら会社法で義務付けるのが筋だろうという気はするが...

*3:現状コストは高いし(その点の指摘もあった)、通信環境との関係では不確実性はゼロにならないだろう。間違いが生じたら色々な点で困るところなので、新しいことに対して及び腰になるのも否定はしづらいと思うし、株主との直接の接点を重視する経営陣が直ちに間違っているとも言えないだろう。

*4:かつてはBLJに期待することも一応できたが、今は難しいだろう。あのノリを引き継ごうとしているところもあるように見えるが、そういうところはネット系企業がらみなので、バーチャル総会とかを進める側に立ちがちなので、こういう話を拾うことを期待するのはむずかしいように見受けられる。