運転免許の更新に鮫洲まで行ってきた。
自営業で，朝何時までに事務所に行かないといけない，というわけでもないから，平日に行くのも手なのだが，平日に本業以外の予定を入れるのも好みではないなと感じたので，鮫洲の試験場に出かけてみた。府中でも良いのだが，駅から面倒だった記憶なので，こちらにした次第。免許をとったときと，留学に際して国際免許証を取った*1際に鮫洲に出向いたのは覚えているが，それ以外には出向いた記憶はなく，10年以上ご無沙汰だったというところ。
鮫洲の駅は，京急の各駅しか停まらない駅で，降りてもあまり店とかもない。店の前に，運転免許向けの行政書士さんの店舗があり，代書屋，という感じがする古色蒼然とした店があったがやっていなかった。この種の店は前には他にもあったと記憶しているが，センターまでの間に他には1軒見かけた程度で，そちらも営業してはいなかった。
センターまでは要所要所に道案内の標識があるし，前の方にも同じ要件で歩いていると思しき人がいるので，それについていく形で，たどり着く。向かいのつけ麺大王の店は前に来たときと同じように存在した（飯のあとで行ったので入らなかった）。
新しく小綺麗になったセンターでは流れ作業で形式的に手続が進む。視力検査とかやる気がない感じで，きちんと履かれていたのか怪しい気がした。出かけたタイミングが悪く，30分の講習を受けるのに40分以上待つ羽目になった。
講習自体は，以前はひどく退屈で，意識を保つのに苦労した記憶があったが，こちらが法曹になって，法律面での関心が生じたからか，意識が飛ぶこともなかった。事故事例では，高齢者の運転ミスということで，先般の池袋の事例が取り上げられていた。また，あおり運転が刑法上の暴行罪に該当する可能性がある，という指摘は，言われてみれば納得するが，そういう可能性を考えたことがなかったので，なるほどと思ったのであった。
多少待ったものの，総じて円滑に更新手続きができたのは良かった。もっとも運転は，免許取得後の直ぐにしたのを除けば，ここ25年以上，一切していないから，怖くてできないのだが…。
*1:過去のblogにエントリを書いたか記憶がなかったが，書いていなかったようだ
