山陰への旅のメモ

連休中に山陰に行った時のメモを、書ける範囲でメモ。写真もそれなりに撮ったが、手間なので、一部だけ貼っておく。

 

久しぶりに旅に出るかと思いたち、海外に行くなら台湾だが昨今の情勢から流石に腰が引けて、国内なら山陰に行ったことがないということもあり、そっちにしようと考えて、どうせ行くなら、竹野屋旅館、要するに竹内まりやさんのご実家、に泊まってみたいなと思ったところ、ネットで予約が確保できた。そこでそこからおもむろに旅のプランを組み立てた。電車で日本海側を走りたい、というのと、鳥取砂丘を見たい、というのと組み合わせた結果、羽田ー伊丹間は飛行機で、後は陸路という強行スケジュールと相成った。全部陸路にすると静岡県の広大さにめげるのと飛行機にも乗りたかったからそういう話になる。

初日は伊丹から新大阪までバスで移動し、新大阪で昼食をとった後、新大阪から新幹線で岡山に。岡山から特急やくも(車内販売がなかった)で出雲市駅に出て、駅の近所でのどくろなどのご飯を食べ、そこからタクシーで竹野屋へ、と相成った。

竹野屋は純然たる和風旅館に手を入れて今どきの使い方に対応させている感じ。お金の使い方にメリハリがあるような印象。

まりやさん、達郎さんとの関係について明示的に語っていないので、和風旅館の受付で何故かまりやさんの曲がかかっているという状況だった。受付脇の土産物売り場でもお二人のグッズとかも売っていた。また、室内の各所に書が飾られていて、よく見るとお二人の歌の歌詞が書になっていた。

それと、お二人にお子さんがおられることは認識していたが、その方の作品も販売されていた。そこも関係性については明示がなかった。

 

竹野屋全景と受付風景。左側に額装してある書は「縁の糸」の歌詞が書かれている。

 

翌朝は、出雲大社に詣でる。でかい。スケール感が違う。

境内?の写真(グーグルがパノラマに仕立てたもの)

参道の鳥居の写真(同上)

GWということもあり、参道の飲食店は混雑していて、出雲蕎麦の店には入れず、小洒落れたイタリアンに入った。昭和風のナポリタンと言いつつ昭和を知らない世代が作ったと思しき平成風のナポリタンを食べる。

そこから一畑鉄道で出雲市へ出て、鳥取に向かう。特急が平気で遅れるところに山陰の時間間隔の違いを見る。窓の外の海も見る。

鳥取につくと、留学時代の同級生のYさんに合う。鳥取出身で帰省中だった。車で砂丘に連れて行ってもらう。リフトに乗り砂丘へ。こんなところが日本にあるのかと驚く。上り下りが50代に厳しいが山?の上まで行く。

鳥取駅まで戻り、Yさんと夕飯を食べて(Yさん、諸々ありがとうございました。)、ホテルで寝る。ホテルはビジネスホテルしか取れず、観光需要の大きさを感じた。

 

次の日は帰京なのだが、これまた陸路で、城崎に出る。日本海が美しい。城崎駅で駅弁を食べた後、京丹後鉄道で、天橋立経由で福知山へ向かう。天橋立を上から見るロープウェイが1時間待ちなので諦めて、ごく一部だけ見る。回旋する橋とかは見た。

 

(車窓から撮ったものをグーグルで繋げたので電線がおかしなことになっているが、その点は気にしない)

 

天橋立の端から海を眺める。
(これもグーグルが繋げたもの)

 

福知山から高速バスで伊丹空港に向かう。途中渋滞につかまり焦るが概ね時間通りに着く。ターミナルで夕飯を食べてから飛行機に乗り帰京。

 

山陰の時間感覚がこちらとは違うということは実感できた。行くならもっと時間を取って行く必要があると思われる。その機会があるかどうかはさておき。