本日の何だか(2025/7/9)

呟いたことを基に益体もないメモ。

東証の社外取向けの某セミナーの情報が勤務先内部で流れてきたので、一通り見た。結果として、結局は突っ込まれないような外見を整えろという以外何も言ってないのではないかという感想になった。買収提案が来た時に、中立性に疑いをもたれないFAを、中立性に疑いをもたれない形で起用しろという指摘は、確かに理解不能ではない。

しかしながら、そういう提案に対応でき、相応に業界知識のあるFAが常にavailableである保証があるとは限らないのではなかろうか。もちろん業界知識があると称するFAはいるだろうけど、自称とその点に関する依頼者サイドからの評価が一致する保証はない。依頼者サイドから見ても納得できるFAで外形的に中立性に疑いが生じにくいところが常にいるのか、ニッチな業界ではそうとは限らないのではないかという疑問が残った*1

もちろん、自社が何かあるたびに同じFAに依頼し続ければ、当該FAはニッチな業界でも詳しくなるかもしれない。とはいえ、そういうFAは、従前の関係性ゆえに、中立性に疑義をもたれる可能性があるのではないか。そうなると、企業側にとっては、他所から突っ込みを受けるのを避けるために、「使えない」かもしれないFAを起用することを余儀なくされるのではないか。

...以上のような次第で、当該セミナーについては、消化不良感が残ったのであった。

*1:この点について、件のセミナーの登壇者は突っ込みを入れることはなかった。社外取になる外部の弁護士とFAになるかもしれない支援業者の方にそういうことを期待するのは酷なのかもしれない。