本日の何だか(2025/7/8)

呟いたことを基に雑駁なメモ。

 

某片仮名系のサービスが*1司法修習生に無料で利用してもらっていたのを中止するというアナウンスをした旨の情報に接した。

 

この手のサービスで修習生や法科大学院生等に無料でサービスを使ってもらうというのは、要するに将来資格者等になった際に利用してもらおうという、ある種の「種まき」という側面があると理解する。こちらもかつてUSのLLM留学時に米国での判例DBについてその種の体験をしたのを想起するところである。その際は利用を促進するキャンペーンなどもあったのも思い出した。

 

無料提供をそのように理解していることもあり、突如としてそれを中止したのはいかなる意味を持つのか、将来の「種まき」ができないほど財務的に厳しい状況なのか、という勘繰りも可能と考える*2*3。また、仮に直ちに危険な状況ではないとしても、この手のサービスは一旦開始した後に同種の他社に乗り換えるとしても、ユーザー側にインターフェイスへの慣れなども含めて一定の手間が生じることも考えると、後で乗り換える羽目になる危険を背負ってまで、今から新規導入するか、という疑義を招く可能性もあるのような気がする。

 

以上のような勘繰りをされる危険をどこまで考えて、かの中止の発表をしたのか、というあたりが気になった*4。伝えたい内容と、それを伝えた際に伝えられた側が、どのように理解するか、理解された内容が後で「祟る」可能性をどう考えて、伝える内容・伝え方を考えるかが、重要なのではないかと感じた次第。

 

 

 

 

 

*1:特定の提供元を論難するのが目的ではないので、名称はあげないでおく。なお、こちらは当該サービスを使ったことはない。

*2:提供元の企業がいわゆるベンチャー企業に属し財務的な体力に優れているとは考えにくく、開発競争で資金を使う状況にあると考えられるため、そのような勘繰りをしやすいところだろうと考える。

*3:製品が真に優れて入ればそれ自体が最強の宣伝材料になるのはlegal libraryが示すところと理解するけど、ここに来てこの業者の宣伝が目に付くようになり、そのうえでこのお知らせだと、特段の情報はないものに、実は状況が厳しいのではないかという勘繰りを補強することにもなる。

*4:アナウンスの際に何を考えたのか、が気になったのであり、勘繰りがあっているかどうかを気にしていないので、裏取りはしていないし、する気もない。