老人のつぶやき

なんのことやら。呟いたことを基にメモ。タイトルはオフコースこの曲が脳裏をよぎったので(汗)*1

 

35歳までにこれこれをしていないと遅い、というような言説に接した*2。こちらは、35の時に留学した*3。そこからすべてが動いた感がある*4。資格2つ取ったのもその後のこと。日本の資格を取ったときは48だった*5。その時点でお前は「敗北者」だろうと言われればそうかもしれないが*6、特定年齢だけを理由に何かをあきらめるのが常に適切かというと疑問が残る。司法試験合格者についていえば、大手の事務所に入ったり、任官等をするうえでは若いことが重要な要素になるのは間違いない*7。その後についても年齢が事実上のハードルになることもある*8

 

クリアできるはずのないムリゲーに挑むことを無責任に煽るのは適切ではないだろうが、可能性が相応にあるのに挑もうとすることや、ダメもとと十分理解したうえで本人が覚悟のうえで挑もうとすることをむやみに阻害するのも同様に不適切だと思う。本人の人生で利害関係のない人間があれこれ言うのには限度があると思う。特に自分がある程度以上の年齢であればなおのこと。この辺りは、ある種インフォームドコンセントめいたものではあるのだろうが、判断の塩梅は難しいとも感じる。

*1:洒落ですからね、洒落。かの曲のような心境になるにはまだ時間がかかるものと思われる。20代であの歌詞を書いた小田さんは凄いと思う。

*2:言説の主を批判する意図はないので、リンクなどはしないでおく。こちらは単に「若いな」と思うだけなので。

*3:殊更に見る必要はないが、こちらの過去ログに記録がある。1970年生まれが2005年に留学すればそういう計算になる。

*4:社費留学で業務命令での留学ではあったが、その後の展開について一定の決断をして、渡米したのは事実なので。

*5:取っただけではないかという批判は甘んじて受ける。僕自身も自分の力不足でそう思うことも多々あるので。

*6:そういう意味ではこちらごときが何かを言っても説得力はないのかもしれない。こちらは20過ぎてからはその種の感覚がずっと付きまとうのだが...。

*7:そういうところに入れば直ちに何かが約束されているというようなものではないのはいうまでもない。

*8:そういう事情が可視的になっていることで、叶いようのない努力をするために時間を費やしてしまうという事態は回避されるのだが...。そういう意味では、司法修習では、特に裁判官教官の対応は極めて分かりやすかった。