何のことやら。これまた、こちらの現時点での体感に基づくメモなので、異論等があり得ることは言うまでもない*1。
企業内で部長といわれるような程度の管理職になると、自分が一から手を動かすということは相対的には少なくなる*2。管理の仕事が多くなって、そちらの方が優先順位が高いので、実務レベルの話は、下の人なり、外の人なりにお願いすることが必然的に多くなる。
他方で、職位が上がった分、これまで接することのなかった情報に接することが増える。接する情報の重要度と量は増すことになる。現場レベルに話が下りるより前に、話が具体化する前に、より早期の段階での情報に接する可能性が増えることになる。
そうなると、いうまでもなく、法的な問題点がある場合に*3、早期に問題点を指摘して、対応策を適切に講じることができれば、良さそうに見える。
ただ、個々の規定の細かい条文とかまでは覚えているわけではないし、そういうものに接する機会は減っているので、具体的に何かについて問題がありそうだと認識するのは難しくなるよな気がする。そうなると、ある種の感覚めいたもので、問題となりそうなものを察知し、場合によっては、下の人なり外部なりに調べるなり検討するなりしてもらって*4、問題点の摘示と対策の検討・実行に結び付けることが必要となろう。
そういう場合に如何にして、問題点の「芽」を検知するか。そこはある種経験に基づく感覚のようなもの、体感で見に着けたリスクセンサーのようなものなのかもしれない。もちろん、裏取り不十分なままで突っ走るべきではなく、しかるべきタイミングで裏取りは必須となろうが、初動を適時に行うためには、自分のリスクセンサーのようなものが衰えていないことを常に確かめておく必要があるのではなかろうか、と感じている。
*1:ついでにいえば、時間の経過などによってこちらの体感も変わり得ることも付言する。さらにいえば、あくまでも体感レベルの話なので、こちらがエントリに記載したようなことを現在過去未来においてどの程度実践できたかという点も別論であることも付言しておく。
*2:それでも状況によってはゼロになるとは限らず、秘匿性の高い案件等では自分が手を動かさざるを得ないこともあろう。そういうのは下の人が経験を積む機会を奪うことにもなりかねないので、「奥の手」としておくべきなのだろうが。
*3:あると断言しづらく、可能性に過ぎない場合も増えるのが難しいところではあるが...。
*4:情報管理との兼ね合いが難しい場合もあるかもしれない。