動画を撮る

例によって雑駁なメモ。何を今更、という話ではあるが…。

 

社内の教育用に短い動画を撮ることになった。いくつかの話題について、文字だけの資料だと理解されないから、パワーポイントで説明をする動画を撮ることにした。とはいえ、長いものを作っても見てもらえないだろう、という指摘もあり、1つのテーマで5分以内で動画を作るということにした。5分だったら寝ないだろう、という判断でもある*1。そうなると、必然的に理屈は最小限となり、すごく基本的なことだけ説明して、わからなければ法務に相談してほしい、という結論になりがちだが、そもそも相談にも来ない、よりはマシ、と割り切ることにした。

 

第1段を下の人に作ってもらったが、第2段は自分で出ることにした。部署内で一人一つづつ動画を作ってもらって「社内営業」に資するというか、こちらが何者であるか、「顔を見せる」ことにしたためである。管理系は顔が見えないという批判がないではないから、ということでもあるが。自分の顔を動画で社内に晒すのは、色々思うところがあるが、仕方がない。

 

自分の分の動画を作ろうとして、パワーポイントを作ってみた。テーマ自体はそれほど難しい話ではない。しかし文字が多いし、喋る内容を別にスクリプトにしてみたが、これまた文字が多い。1分400字換算で計算して、実際にパワーポイントを画面で示しながら、動画を撮ってみたが、どうも話す量が詰め込みがちになり、聞きやすくない。こちらの話す技術が低いから、というのが最大の理由にしても、文字が多い。また、スクリプトを読み上げる形になるのも、なんだか聞きづらい。収録(といってもノートPCにwebカメラを付けて、teamsで録画するだけなのだが。別に社内での研修であればこの程度で問題あるまいと判断した。)を見ていた、部署内の人間から、そういう指摘が出た。いろいろ試したが、結局スクリプトを見るのはやめて、パワーポイントの画面表示を見て、そうすれば話すべき内容は書いてあるのだから、それを基に手短にアドリブで話しをすることにした。そうするとややマシになって、それでOkということにした。ある程度手軽に出せるようにして、その分タイムリーに情報発信ができたほうが良いだろうと思うことにした。

 

これから公開してみて、反響がどうかというところではあるが、やってみると、伝えるべき内容を如何に絞るかということが重要と感じた。前述の目的からすれば、誤導にならないように最低限の留保は付すとしても、わかりやすくすることに思った以上に重きを置かないといけない。こちらの自己満足にならないように、注意しなければならない、そんなことを感じた。

 

*1:5分以内に見る側を睡眠に誘える能力があるなら、その能力を生かした別の仕事があるのではないかという気がする。