本日の何だか(2023/4/19)

呟いたことを基に手動twilog的メモ。

  • 量のない質はあり得ないというところでもあるのだろうが、特に若手(その意義は脇に置く)のうちには、多少負荷をかけて仕事をした方がいいという側面があるのは、理解できなくはない。しかしながら、そうした言説は、結局のところ生存者バイアスから逃れ切れていないと思うし、管理職が部下に無批判に押し付けてよいのかは疑問が残る。その部下の人生に責任が取れないのに、安易に押し付けるのは管理職の仕事をしていないととられかねない気もする。最近の状況からすれば、そういう負荷をかけずに育成することが求められているような気もするので(実際にこちらができているわけではないが)。
  • 道具としての性能が優れていて、その性能への認知が広がっているにも関わらず、広く使われないし、その旨の認知も定着しているとなると、使うのが難しいからではないかという気がする。分析の道具としての秀逸さはあるものの、使い手を選ぶ側面が強いがゆえに、広く使われないというものもあるような気がする。結局その道具の考案者以外に満足に使いこなせる人がほとんどいないという結果になることもあるような気がする。