最近の何だか(2023/2/1)

例によって、呟いたことを基にした手動twilog的なメモ。

  • AI翻訳のレベルについての情報が回っているが、気になる点が一つ。あれこれ言う側の翻訳の評価能力がどうなっているのか。翻訳のレベルをあれこれ言う側の評価能力が低ければ、AI翻訳のレベルは上がったと言うのは容易だろう。
    こちらで某AI翻訳ソフトについて、先日ある英文契約書を和訳させたら、そのままでは到底使えないレベルの出来だったので、そのような言説は、ある種のポジショントークなのではないかという疑いを禁じ得ない。
    なお、ラテン語系の言語の文章を英訳させたら、おそらく使えそうな感じの内容が出てきたので、その種の翻訳と日本語との相性が悪いだけのではないかとも感じる。なので、英語以外の言語から翻訳する場合は、英訳するだけに留めているし、日本語から英語以外の言語にするときには英訳(そこは頑張って可能な限り手を入れる前提だが)を挟むようにしている。その方がまだマシな結果がでそうな気がしているので。
  • 現場での研修の件が回っていたけど、季節性のある業務を体験させようとかすると、1年とかは最低かかると思う。現場体験について、極端に言えば、なくてもいいとなると、逆に外注でもよくない?となるのではないか。寧ろ、現場経験には、ある程度の汎用性があるような気がしているので、現場経験をしっかり積んでおくことは、転職後も役にたつこともあると思う。また、現場経験の有無は、経験した側のことだけから判断するのが適切かどうかにも疑問がある。現場側に働きかけをする職種であれば、現場側の信頼の問題とみる余地もあると思う。とはいうものの、こちらも初職での現場経験は、諸般の事情で、予定より少ない半年しかなかった。その程度の経験だと、季節性のある業務に接しなかったことなどもあって、経験値が少ないと思ったことはそれなりにある。