最近の何だか(2022/11/9)

例によって例のごとく手動twilog的メモ

  • 某所で、意識高そう系の会社のインハウスの方の意欲的な試みについて、ご説明をお伺いする。意識が高すぎて、ついていけないものを感じて頭が痛くなるのと、他方で、当該試みの実施について経営者とのすり合わせをした形跡がなく、それって単に担当者の業務の私物化なのではないかという疑念が残った。
  • 自分と他人とは異なるという前提を欠いたまま突っ走るのは独善になりやすく危険と感じる事例にも接するなど。
  • ツイッターの買収に伴う件について、日本法人で整理解雇がなされた場合(実際には違うという言説もあるので真偽は不明だが)、おそらく日本法が適用されることになるのではないかと思うので(この点も精査が必要なところだが)、整理解雇の四要件/要素に基づく判断になると思われるが、今回は必要性以外の部分は危ういのではなかろうか。この件で感じたのは、リストラの必要性があるのだから、今回のような対応は正しいという指摘の多いところ。踏むべき手続きを踏んでないというところへの理解が欠けている言説が多いことを感じる。手続的正義の理解され難さと、それが故の重要性を改めて実感する。
  • 事業リスクに属することは、企業内法務では責任の取り様がない。そういう責任を拾ってはいけないし、拾わないからこそできるアドバイスというものがあると考える。