法学教室 2022年9月号

こちらも諸事にかまけて読めなかったのだけど、目を通した分だけ感想を貼っておく。

  • 商法の大河演習は、ポテトが出てくるかどうかがまず気になるが出て来て安心(違)。監査等委員会設置会社において、利益相反取引の手続や監査等委員会での権限行使方法、監査等委員の選解任の方法とかは学んだことがなかったので、なるほどと思いつつ読む。
  • 巻頭言の橋爪先生の誤振込みと電子計算機使用詐欺罪の解説は、某事件に端を発しているが、かの事件に同罪の成立が認められるかという点の議論の分かれ目がどこにあるかの説明が分かりやすく感じた。
  • 法学のアントレは、ジュネーブの国連図書館のacid freeでの資料の保管についてのくだりが個人的には印象的だった。