諸事にかまけてほとんど目が通せていないが、感想をメモした分だけ貼っておく。
- 新・改正会社法セミナー。社債管理補助者についての議論。社債発行それ自体にあまり関与したことがないので、議論している内容が、肚落ちさせられないことが多くて、内容に十分ついていけなかった気がする。社債管理補助者が銀行などが引き受けて、その他の取引との関係が存在しうる中で、その役割と責任をどう整理するのかというあたりの議論の用だけど、どこまで書いても明らかにしきれないところは残るというのが印象。委任契約上の文言について、責任限定のように読めるが、解釈としては、権限の範囲の設定と理解するという議論の仕方は、他のところでも使われる可能性のある話なのかもしれないと感じた。
- 次に特集。小泉先生の趣旨説明などの記事に続いて、岡村先生の記事は、不競法の営業秘密保護のための立証負担軽減のための制度整備について。この辺りが実際に問題になった事例には接したことがないものの、使い勝手がよくなることは良いことではないかと感じる（汗）。
