献血をした

自分用のメモ。

 

初めて、ではないが、思い立って献血をしてみた。先週もしようとしたのだが、その前に歯医者でクリーニングをした関係でできなかったのだった。前にしたのが前世紀だったから、少なくとも20年以上間が空いていたはず。そうなると仕組みも変わっているだろうと思ってはいたが、思った以上に変わっていた。

 

新宿の東口、紀伊国屋書店の隣のビルの献血ルームに行ったところ、混んでいる時間帯だったようで、予約もなしにふらっと入ったこともあり、3時間以上かかるといわれたので、さすがにめげて退散した。事前の予約が可能なようだが、その場の体調を見て、大丈夫そうなら献血したいという発想とは相性が悪いし、いちいち予約をしないといけないというのだと血液が集まりにくくなるのではないかと思うのだが、まあ、仕方がないのだろう。

 

癪なので、西口側の献血ルームに回ってみると、もう少し空いていたので、こちらでやることにした。事前にいろいろ聞かれる。これは感染症リスクが高いところでは仕方がないのだろう。問診もあるが、かなりシニアな白髪のお医者さんが担当で、正直話が聞き取りにくかった。従事するお医者さんの募集のお知らせも出ていて、定年後の方や育休中の方がやることが想定されているようだった。気温が高いこともあって、採決前から再三水分を取るように言われる。トイレがないけど大丈夫かと聞いたうえで、水分をガンガン取らせるというのもなかなか来るものがある。我慢大会か何かなのだろうか。おぼろげな記憶では、採決前に何かがもらえたことはなかったのだが、ここも隔世の感を禁じえなかった。

 

歌舞伎揚げをぼりぼりと食べつつ、水分もとりつつ、待っていると、採血が始まる。その際もまたいろいろ読まさせる。内容はその場で忘れるのだが、献血を無事にするための手続きということなのだろう。しばらく待っていると400ccの献血が終わり、さらにしばらく休んだ後で解放された。最後に献血手帳ならぬ献血カードが渡される。こちらのもろもろのデータが電子データになって保管されているようだ。ここのあたりで、一番時代の経過を感じた。今時ならば当然のこととはいえ。

 

冬場とかには体調的にはしづらいし、春先も花粉症の関係もあってこれまた体調面でやりづらいので、一年のうちで、こちらの体調的に協力できる時期は結果的に限られてしまう。諸々の条件が許すうちは、やっておくのも悪くないのかもしれない。間違いなく他人様の役に立つはずだから。

 

【追記】献血の検査成績が来た。全部の検査項目について基準値以内だった。