ザ・ビートルズ Get Back: ルーフトップ・コンサート

公開されているのを失念していて(駄目)*1、何とか最終日に見ることが出来たので感想をメモ。

 

映画「Get Back」*2の一つのクライマックスというべきは、やはり、Appleの建物の屋上での所謂ルーフトップ・コンサートなのだろう。今回、この部分だけ、映画館で公開されたのであった。まあ、全体が8時間弱もあって、流石にそれをかけるのは厳しいだろうから、妥当な対応であろう。やはりルーフトップのところは映画館で視聴したかったので。画面サイズにしても音響にしても映画館で、というのが重要。映画館で映像に没入できる感覚が良い。

 

なので、映画館で見ることが出来ただけで満足というところ。IMAXということで、迫力が通常の映画館よりもあって、なお良かった*3。僕が生まれた頃に撮影されたものであるが、大画面での視聴に耐える程度に画像が補修されているのには技術の進歩を実感した。音もしっかりしていて、古さは感じなかった(古さを感じたのは写っている風俗の類だが、これは仕方がない)。

 

改めてみると、4人ともそれなりに楽しんでいるようで、この部分だけ見ると、グループがこの後解散するようは見えない*4。それに反して、無断で大音響のコンサートを始めたので、周囲からの苦情はあったはずだし、警察がやってきて、ひと悶着するあたりは、傍から見ると微笑ましくも見えるが対応したAppleのスタッフは大変だっただろうなとも感じた。

 

ちなみに、Get Back自体DVD/BDも出る模様。DVDは購入しようかと。

tower.jp

 

最後に入場時にもらったポスター(?)を。後ろ姿だけというのが個人的には良いと感じた。

f:id:dtk1970:20220214211640j:plain

 

*1:ご教示いただいた某氏に感謝。

*2:感謝すべき側面があることは否定しないものの、Disneyに金が落ちる仕組みは何だか腹立たしいので、妥協して、この作品を見るために加入したものの、一度だけ見た後即時に解約した。その程度の筋の通し方はしておかないといけないと思う。

*3:もっとも流れていた最近の映画の予告編は、映像効果が過剰に思え、作り手が効果に「酔っている」感じもして、個人的な好みからすれば、感心しなかった。

*4:映画の冒頭でグループの歴史をざっと振り返るが、Get Backセッションのルーフトップに至る過程は端折られているし、この後の話も語られていない。それがいいのか悪いのかは好みにもよるのだろうが、個人的には落ち着かなかった。