最近の何だか(2021/8/2)

呟いたことを基にメモ。

  • リーガル何とかの新技術について、一見すると素晴らしいように見えても、導入する企業が少ないという場合、その理由として、当該技術が理解されていないからという仮説は思いつくが、理解したうえでそのうえで何らかの理由により導入しないということもあると思う。また、潜在的なものも含めて利用者が理解していないというのであれば、その技術が理解されるよう努力をすべきは、当該技術を提供する企業側であるはずなので、その企業にはその能力が欠けているということも考えると、一見して素晴らしく見える技術も実は大したことはないのではないかという疑念も覚える。
  • 法務部門のデザインには経営層も関与すべきという言説に接した。妥当なコメントだと思うが、経営層に企業内法務についての一定の「弁え」があることが前提となっているように思われるし、そのためには、経営層側に一定の経験が必要と感じる。法務部門が設立されてから一定の年数があり、役員層もそこに上り詰めるまでの間に法務部門との間で一定のやり取りをする機会があれば、その間にそうした「弁え」も形成されると思うが、何もなしにそういうものが出来上がるわけではないと思う。
  • 法務部門の管理職としては、部下が働きやすいように管理をする(必要な説明をと調整をするというのが主な気がする)のが基本なのではないかと感じる。それができているかはさておき。それと、もはやプレイヤーメインではなく(プレイヤーとして動くことはあるが)、マネジメントが主なので、プレイヤーの仕事に逃げ込むことなく、マネジメント優先でないといけないと感じる*1
     

*1:過去の職場での上司でプレイヤーに逃げ込んで、マネージャーをいていない印象があった人がいて、その点について陰で同僚とぶつくさ言っていた記憶があるので、自分がそうならないようにしようとは考えている。